[要約]三日坊主、ガラスメンタル向け〜弱くても成長できるズボラPDCA

メンタル

こんなあなたにオススメ

  • 計画を立てるのが苦手
  • 計画通りに実行できない人
  • 仕事の効率を上げたい人

この本を読むときに得られるメリット

  • 楽しく計画を立てることができる
  • 実際に行動をするときにどうやってやれば良いかがわかる
  • 今自分が何をしなければならないのかを明確にする方法がわかる

よくビジネス書にある「PDCA」。大切なのはわかるけど、実際にどうやってやれば良いのかわからない人も多いのではないのでしょうか?

書いてある内容は「強者」向けばかりで「そんなこと言われたってできないよ」「時間はないし、計画通りに物事がいくことの方が少ないよ」と思う方も多いと思います。

この著者の北原 孝彦氏は、ご自身のことを

ズボラで面倒くさがり、ガラスメンタル。学生時代は勉強も出来ずに、落ちこぼれ。そしてニート。

弱くても成長できるズボラPDCA

と言っております。すべてを鵜呑みにするわけではないですが、少なくともエリートという印象ないですよね。そんな失敗を恐れてしまったり、面倒なこととして後回しにしがちな私たちに、どのように、

P=計画

D=実行

C=検証

A=改善

を行なっていけば良いかを教えてくれる内容になっています。

慎重な計画

勝てることを見つけるとっておきの方法

勝てることとはなんですか?

結論は

人が困っていることを解決する能力のことです

弱くても成長できるズボラPDCA

なんでこれが勝てるのかというと、自分がわからないことを調べてやってみたことは、必ず他の人も同じことを思っているからです。

例えば、ゲームでカメラの動きが早すぎてやりづらいと思った時に、どこを変えればカメラの動作速度が変わるか?

他にどこを変えれば、ゲームをやりやすくなるかを発信することで、他人が抱える問題を解決できます。

なんとなくではやらずに「言語化」する

特にやって欲しいのが、人に説明してみることです。

それって何でやってるの?って聞かれたときに、なんとなくとか説明できない場合には立ち止まる必要がある。

なぜなら、それをやる必要は無いのかもしれないし、別の方法でやった方が良い場合もあるからです。

話したことで、「そんなこと言わなくてもいいじゃん」「意味がわからない」言われると嫌な思いをするかもしれません。

次からは別の人に話を聞いてもらえばいいだけなので大した問題ではありません。

それよりも今私は何をすべきかを明確にできるほど迷わずに行動できるようになります。

情熱ではなく、仕組みで解決

私たちは、よく情熱ややる気や意志の力で何とか成果を出そうとします。

しかし、それでは私たちが持っている結果を得ることができません。理由は、情熱はそんなに長く続かないからです。じゃあどうすればいいか?

結論から言うと

友達に目標を公言してから始める。

その理由は、できなかった場合に恥ずかしい思いをする状況を作っているので継続しやすくなる。

例えば、私の実体験で「3ヶ月で5キロ痩せる」と言ってしまえば、目の前にあるお菓子やジャンクフードを食べたい欲求に負けることも多々ありましたが、立ち向かうことができました。

その結果、1年間で18キロ痩せることができました。

意志の力ややる気でなんとかするよりもやらなければならない状況を作ることの方が圧倒的に成果を得られます。

やるときは小さく始める

環境を最大限利用する

環境を構築するためにやること

締め切りを設定する

SNSで発信する

この2つを常に習慣に取り組めば成功しやすくなる

やる気がない人ほどチャンスがやってくる

「予定がなければ、ずっと寝てるか、ゲームしている」それはかつての僕でした

弱くても成長できるズボラPDCA

負の感情を持っている人ほど自分のことを「そのままではだめだ」「今の自分を変えたい」と思っている。

あるきっかけからのめり込むように、自己改善の行動とるようになる。

例えば、私も仕事で昇進したときに自分の要領の悪さやコミニケーションの下手さがいやになりました。

そのきっかけから、毎日必ず1つ目標を作ってから仕事をしていました。

やり切るための秘策

結論から言うと

1日のやり切ることを決めておく

私たちは、仕事の成果を長距離マラソンのようにコツコツ積み上げてやっていかなければならないと思っているかもしれません。

しかし、前にも言ったように、私たちのやる気はすぐになくなってしまいます。やり始めで大事なのは成果ではなくやり切ることです。

例えば、営業の契約を1日1つをとってくると言うのは相手が関わってくることなのでできないこともあるかもしれない。しかし、1日に飛び込み営業を20件行うならばやろうと思えばできます。要するに自分の能力の範囲でコントロールできることをやっていることです。

検証して言語化する

なぜ、言語化が必要なのだろうか?

結論は再現性を高めるためである。

なぜ再現性が高めなければいけないか?

他の人に仕事を任せることで、自分の時間を節約することができるからです。

例えば仕事で使う資料を作るときにフォーマットができていればこの人に仕事を任せることで、自分が今までやったことないことをする時間が確保できます。

言語力を磨くトレーニング

行動ひとつひとつに理由をつける

私たちは、よく何となくであったり、感覚的に正しそうな行動をとっています。

行動する前に、立ち止まってなぜこれをやるのか・目的は?と言語化させることで的外れな行動を避けることができます。

言語力を上げるシンプルな方法

ひたすら人に話す

とりあえず人に説明する機会を増やすのです。

人に説明すると言うのは、論理を組み立てていき、そこにおかしなところが出てきたら修正する機会をもらえます。

数をこなしていけば行くほど、自分の型を見つけることができ、スムーズに言語化することができます。

まとめ

この本で、1番大事なところは計画のところです。

そこで、重要な計画の設計の話や必ず勝てる状況を作ってから始める「オーディエンスファースト」と言う考え方もとても参考になりました。

ズボラでガラスメンタルな人が実践しやすい仕組みの作り方が書かれている著書。

弱くても最速で成長できるPDCA。

計画を立てるのが苦手、計画通りに実行できない、仕事の効率を上げたいと思っている方は手に取ってもらうのも良いかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました