[要約]ダメダメでも夢は叶うのび太が教えてくれたこと

こんな人にオススメ

  • すぐに落ち込んでしまう人
  • 自分には、良いところがないと思っている人
  • 子供と一緒に本を読みたい人

本を読むことで得られるメリット

  • 前向きに考えるのがラクになる
  • 自分に満足できるようになる
  • 人に優しくできるほど、気持ちに余裕が生まれる

私たちが生きていく中で、「どうしてこんなにうまくいかないのだろう?」「なぜこんなにすぐ凹んでしまうんだろう?」と思ってしまう事はありませんか?

私たちが凹んでしまったり、何も良いところがないと思ってしまっているのは、一つの面しか見ないで判断をしてしまっているからです。

本書の内容はのび太から人生の生き方について学ぶと言うことがテーマになっています。

のび太はダメダメなイメージで、すぐに泣いてしまったり感情が不安定なイメージがあるかもしれません。

だからこそ、のび太を等身大の自分自身に重ねることで

「確かにそう思うわ!」「そういう考え方もあるんだ!」

となることが多いです。

そして、のび太には好奇心が強かったり、いろんなことにチャレンジしたり、人に優しい長所もあります。

少しでも、前向きになってもらうために

富山大学名誉教授 横山泰行

ダメダメでも夢は叶うのび太が教えてくれたこと

の内容を一部まとめてみました。

第1章 自分らしく生きよう

人と比べない

知り合いの4歳の男の子が、字書いたり数字を数えたりすることができるのを見て、のび太のママが「お利口な子おっちゃんね」と褒めています。「13 +26 = 39」それなのに、ママからは「向こうへいってらっしゃい」と叱られました。

「しょうがないでしょ?歳が違うんだから」とドラえもんになだめられていますが、

4歳と4年生で一文字しか変わらないじゃないか!!」

と激昂しています。このユーモアはさすがですね。私も奥さんに子供とマウントするために使おうと思います。

その後にのび太が4年生の頭のまま、ドラえもんの道具を使って4歳になりました。

周りからは、天才少年ともてはやされるのですが、自分がこのまま4年生になったときに全然成長しないのが嫌だから元に戻してもらいました。

私たちも、自分より優れている人や恵まれている人と自分を比較してしまうことがあります。

「何で、あの人はあんな簡単に出来ているのに、私は出来ないのだろうか?」

ただ、比べたからといって生まれるのは劣等感だけです。

大切なのは、一生懸命できることをやって自分自身が成長する。

今日の自分よりも明日の自分の方が素晴らしくなるために何が必要かを行動することです。

無理して変わる必要はない

「行くの?行かないの?」どうやら冬山登山に行くかどうかでもめている様子。「行きたいんだけどね…。坂道に弱くてね。平らな山ならいいんだけど…。」

しずかちゃんと揉めているときののび太の様子です。のんびりしていてほんわかしますね。

のび太は確かに出来ていないところも多く、弱々しい印象があります。

ただ、自分が弱いことを受け入れているからこそ、相手の弱さも受け入れて優しく出来ます。

自分の苦手なことは無理してやらずに、得意な人に頼って良いです。

ありのまま自分を受け止めてくれるところを私たちは選ぶ権利があるのです。

変えない人に周りの人たちは安心感や信頼を抱くので、自分にとっても、相手にとっても大切なことなのです。

第2章 チャレンジ精神を忘れずに

どんな困難も絶対乗り越えられる

のび太は、よくジャイアンに喧嘩で負けたり、テスト0点を取ったりと数多くの失敗を私たちに見せてくれます。

ただ、のび太は失敗を何度も何度も乗り越えると言うことです。そんな強さを持っているのです。

私たちも数知れず多くの失敗をしてきたと思います。

もし、「あまり失敗をしてない。それを乗り越えていない。」と思ったらノートに失敗したことを書いてみてください。

それが今のあなたを作っているのです。

大人になってくると、自分が確実にできる範囲のことしかやらなくなってしまいます。

失敗を必要以上に怖がってしまいます。

私も失敗を恐れていると感じたら、「失敗ノート」をみて私自身の失敗や有名な方々の失敗エピソードを見て、

「同じ失敗はしないようにする!」

「仮に失敗しても学びになる!」

と失敗しないための準備と、失敗しようが成功しようがプラスになると自分に言い聞かせています。

第3章 発送を大胆にする

無理なことには執着しない

私たちは、スポーツの世界では、才能がある、センスがあることは認めると思います。

ただは、自分たちの仕事においてできないことを言うのは悪いことだと思っている人が多いのではないのでしょうか?

例えば、私は事務処理などのミスを許されないような細やかな作業は苦手です。

だけど、人を楽しませたり、何かをわかりやすく説明するのは得意かどうかは別として好きです。

好きこそ物の上手なれではないですが、ある程度の熱意は必要です。

「諦めのいいところがぼくの長所なんだ。」

自分の長所を活かす選択には、捨てる勇気が必要だと言うことです。

第4章 いつも周りに感謝しよう

期待されていない人などいない

私たちが小さい時は親から多くのことを期待されたのではないのでしょうか?

例えば将来は「公務員になりなさい」、「学校は良い大学に行きなさい」など。

子供が小さいときには親は、自分の子供に必要以上に期待してしまったり、いわゆる親ばかになってしまって自分の子供の能力を高く見積もる傾向があります。

しかし、歳を重ねるにつれ自分の子供は自分が思っているほど能力がないと言うことに気づき、普通の期待感に変わっていきます。

子供は、その期待感のギャップによって「自分は期待されてない」と思ってしまうことがある。

大事なのは、子供が生まれたときに一番最初に期待したことは何ですか?

「いつも元気でいてくれれば、健康でいてくれさえ入れればいい」

と思ったのではないでしょうか?

お子さんがいられる方は、そのことをお子さんに伝えてみてください。

きっと、自分はここにいてもいいのだと安心感を抱き、才能を開かせせるのではないのでしょうか?

第5章 コツコツやれば大丈夫

自信喪失は自分の勝手な作り話

私たちは、よく自分に自信を持てなくなったりとかすることがあります。

ただそれは、自分がやってて苦手だと感じることをやってることが多いです。

そして、それは人の評価をされたのではなく、自分で評価していることの方が多いです。

例えば、自分はだめな親だからと言うけど、子供が自分のことダメな親だと言われたのでしょうか?

実際は

自分が思い描いている理想の親像を自分が超えていないことで自己嫌悪になってるだけです。

自分が気になっていることを友達や家族に聞いてみると

「あんまり気にならないよ」

って言われることもよくありますよ。

第6章 誰に対しても優しく

自分の幸せより、人の幸せを願おう

本書の中で、

「愛される方が幸せか、愛する方が幸せか」について永遠のテーマとして書かれています。

お互いの愛する分量にも違いがあるのだから、相手にも同じくらいの量を愛して欲しいと思うかもしれません。

ただ、大事なのは、相手には期待しないで愛してくださいということです。

人のために何かをして役にたった感じたときに人間は幸せを感じます。

愛する人のために何かをしてあげたいと思うだけであなたが幸せになれるのです。

相手がありがとうとも言ってくれないし、喜んでもくれないことがあるかもしれません。

そういう時は自分で自分を「喜んでもらいたくて、プレゼントしたんだよね。」と

認めてあげてください。

まとめ

私たちは、失敗して落ち込んでしまったり、自信を無くしてしまうことがよくあります。

ドラえもんの中で、一番自分に重なるところが多いのはのび太ではないでしょうか?

そんな、不完全だけど、愛くるしいのび太の姿は

「完璧じゃないけど、頑張ってるし、このままの自分でもいいんだよ」と思わせてくれます。

まだまだ、紹介し切れていない面白いエピソードや教えもあります。

ダメダメでも夢は叶うのび太が教えてくれたこと

気になる方は、ぜひ手にとってみてください。

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