才能が9割の内容をまとめてみた

自己理解

やりたい事が見つからない。自分の才能がわからないという人はいませんか。

この記事では、才能心理協会理事長 北端康良が書かれた才能が9割についてまとめてみました。

やりたい事がわからない人、今の仕事に自分の能力をどう活かしていけばいいかわからない方も多いかもしれません。

この記事を読むメリット
  • 才能が9割の内容がわかる
  • 才能の正体がわかることでやりたい事が見つかる
  • 才能を開花させるための具体的な手順がわかる

才能=感情✖︎行動✖︎能力

才能とは、感情によって行動していった結果、伸びていった能力のことです。

やりたいことを実現した方達を7つのパターンに分類します。

  1. 自分が欲しいものを追求した人
  2. やりたいことを追求した人なりたい
  3. 自分を追求した人
  4. 助けたい人がいた人
  5. 経験を追求した人
  6. 与えられた環境で努力した
  7. 人もともと上手にできた人

この中では、7分の5がつまり71%が感情によって突き動かされて行動した人たちです。

私たちは、能力に着目しがちです。しかし、モチベーションに溢れている人は努力し続ける事ができます。

逆にモチベーションが全くわかずに、モチベーションに関する本を読んで実践した方も多いのではないでしょうか。

モチベーションがわかないのはそもそも選んだ仕事に感情がのっていないからです。

そして、才能を開花させる人は、困難な事が起きても『私がやらなきゃ、私がやりたい』という感情によって乗り越える事ができます。

才能の源泉

才能の源泉とは、人を突き動かす感情のことです。例えば、親や友人から拒絶された経験がある人は人に受け入れてほしいという感情を持っています。

だから、人に対しても寛容でありたいと思うので、自分の意見と違った考え方があったとしても素晴らしいと認める事ができます。

才能の源泉とはどんな種類があるのでしょうか。

人生にあったものによって動く

人生において、人にしてもらった事で嬉しい経験はありますか?充実した体験はありましたか?

私たちは、手に入れているものに対して、『もっと欲しい、手放したくない』という感情によって行動します。

例えば、子供の時に買ってもらったテレビゲームをやりすぎてしまって、親に言うこと聞かないのなら、ゲームなんて捨ててしまいますよ!と言われたら必死に親の言うことを聞こうと思いますよね。

人生にあるといいなと思えるものこそが人を動かす燃焼剤なのです。

人生に無かったものを求めて動く

人に与えられなかったことで悲しかった、悔しかった体験はありますか?やらなきゃ良かったことややっておけば良かったことはありますか?

日本人の遺伝子は9割がネガティブや不安を感じやすいです。だから、ネガティブな体験からのほうが感情を引っ張りやすいです。

例えば、学校の休み時間の時に仲間外れにされたことを覚えていたとします。その人は、居場所が欲しかった。仲間たちと何か楽しいことをやりたいという願望があるでしょう。

もっと〜だったらいいのにという思いが使命感に変わり、行動して生まれる能力こそが才能なのです。

ディープ・インパクト

ディープ・インパクトとは才能の源泉を思い起こした印象的な出来事です。

ポジティブなことだと〜してくれて嬉しかった。〜のおかげで今がある。

逆にネガティブなことだと〜をされて我を忘れるくらいに怒りを感じた。もっと〜して欲しかった。

過去の体験が思いの強さを指し示すコンパスになっていくのです。

コア・コンセプト

才能の源泉を価値観に落とし込んだものです。なぜ価値観にしないといけないかというと行動につながらないからです。

例えば、最近体型が気になるからダイエットをしようとします。しかし、運動や食事制限しようと思ってもなかなか続けるのは難しいのではないでしょうか。

そこで、私は過去に体型のことでいじめられた経験があるし、見返したい思いがあったけどできなかった。そのことを後悔している。

過去の体験が感情を呼び覚まし、価値観に変わり変化をもたらす事ができるのです。

もし、人生このままでは嫌だと思う人は才能の源泉を特定した上でコア・コンセプトを定めてみてはいかがでしょうか。

行動サイクル

価値観が決まったらあとは行動といってもどう行動していいかがわからないと思ったかもしれません。

そういう人は行動サイクル使いましょう。行動サイクルとは、ある出来事に対して感情を認識して、なぜその感情を抱いたのか?本当は何を望んでいたのかを思考して行動に結びつけます。

例えば、仕事で上司に「お前は〜さんよりも成果を出せていない。頑張れ」と言われたとします。

その時に感情は怒りと、悔しさ、悲しさです。思考に移すと

怒り・・・成果を出せていないのは、認めるけど、自分なりに頑張っている。比較されている事が腹が立つ

悔しさ・・・成果は出したいけど、思うように結果が出ない

悲しさ・・・比較するということは、全体の中の1人としてしか私のことを見てくれていないのか。

行動→後輩にフィードバックする時には比較しない。成果が出せない原因が分からないので上司にアドバイスをもらいにいく。

行動にまで落とし込む事ができれば、ネガティブな出来事も成長のチャンスと捉える事ができるのではないでしょうか。

ノイズが起きたら戻る力が重要

とは言っても、落ち込んだり、投げやりになってしまうことで行動サイクルが回らなくなるかもしれません。

その時こそ、コア・コンセプトに立ちかえる必要があります。

私は何のために行動しているのだろうか。もしかしたらコア・コンセプトが間違っていたのかも。

振り返りをすることで、やっぱり自分はこのために生きているという人生のコンパスを手に入れることが出来ます。

自分を見失うことは必ず起きます。見失う事が悪いのではなく、戻ってくる力が大事なのです。

セルフイメージ

行動サイクルを回していけば成功体験が生まれます。最初はうまくいかないことも多いかもしれません。

しかし、行動に思考が伴うようになればうまくいくことも増えていきます。

すると、自分との約束を守り続けた結果、自己効力感が高まり、自分のことを悪くないじゃんと思えるようになってきます。

これが本当の自信です。最終的には自分に自信があるから周囲の人間を巻き込み、行動することで才能を開花させる事ができるのです。

才能を開花させる5ステップ

才能が9割では、才能を開花させる5ステップとしています。

本書では、才能の源泉を見つける3つの質問が用意されています。そうすることでやりたいことに近づく事ができます。

気になる方は才能が9割手にとってみてはいかがでしょうか。

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