本書を読むメリット
静寂な時を過ごすことによって、自分達がいかに恵まれているのか、周囲の人たちに支えられているかに気づくことが出来るので幸福感が高まります。
私たちは日々忙しい中過ごしているので、周囲の注意に目向けることができずに狭い視野の歯科行きていません。
だからこそ、静寂の時間を作ることで立ち止まることが必要なのです。
本書の内容
私たちの生活の中で3つの騒音があります
- 聴覚騒音 車や電子機器のファンの音など物理的な騒音
- 内部騒音 自分を責めたり、他者と比較するような内側から聞こえる声
- 情報騒音 インターネットなどで流される自分にとって必要ではない情報
この3つの騒音に対応するには心の落ち着きを保つ方法では難しいです。
なぜなら、生活しているだけで無限に騒音が生まれてしまい感情が飲まれてしまいます。
ではどうすれば良いかというと、注意を内側に傾けて気づくことが大事です。
そして、静寂に波長を合わせていきます。しかし、どうやって静寂に波長を合わせていけば良いかを思うかもしれません。これから説明していきます。
静寂に入る方法
耳を傾ける
外側でしている音や自分の内側でなっている声に耳を傾けます。外側でなっている音に対してうるさいなとか不快だなと判断してはいけません。
ただ、音に耳を傾けるだけです。そうすると自分と感情を分離することが出来るので、感情に飲まれないで合理的な行動をとることが出来ます。
空白に目を向ける
音が鳴りつづけている中でふと音が途切れるときに注意を向けることで心の中で静寂が生まれます。
例えば、音楽で使われる休止は音楽が全くないところを作ることで聴衆惹きつけるテクニックです。
日常生活でもこの休止に目を向ける事で高揚感が生まれ幸福度が高まることが分かっています。
幸福度が高まれば、心に余裕が生まれるので、感情と事故を分離しやすくなるのです。
聖域を作る
自分が回復できる場所や自然に身を置くことでメンタルが安定します。
自分が落ち着けるところや習慣を知ることで、体調やメンタルが改善することが出来ます。
感想
生活の中で余白に目を向けることをやって来なかったので、取り入れてみたいと思いました。
本の内容としては、宗教とか瞑想のこととか自分にとってはあまり馴染みのないことだったので読みづらいところもありました。
しかし、静寂を作る技法として33種類あるので自分に合った静かな場所の作り方を見つけやすいのではないかと思いました。
気になる方は手に取ってみてはいかがでしょうか
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