こんなあなたにオススメ
- もっと仕事で成果を上げたい
- コミュニケーションを上手くなりたい
- 考える力を養いたい
この記事を見ることで得られるメリット
- 本質の見抜く力が鍛え方がわかる
- 仕事のやり方はどうすればもっと効率的にできるかがわかる
- 職業問わず、業界を問わず、15年後にも役立つ普遍的なスキルを獲得できる
「コンサルが1年目が学ぶこと」には第1章ではコンサルでの話す技術、第2章ではコンサルの思考術、
第3章ではコンサルのデスクワーク技術、第4章ではプロフェッショナル・ビジネスマインドの内容が書かれています。
この記事では、本質を見抜く力を身に付けるための内容の第1章、第2章を重点的に要約していきます。
なぜ、コンサルが1年目に学ぶことが役立つかと言うと、整理されている誰でも使えなければならないことを学ぶからです。
例えば、パソコンを使ったことのない人に教えるときに、パソコンのショートカットキー から教える人はいるでしょうか?
まずはパソコンの立ち上げ方から教えると思います。
要するに、仕事をする上で誰でも使うし、使えないと困るから1年目で教わるのです。
コンサルでの話す技術
結論から話す
結論から話すメリットは相手に短い時間で必要なことが伝わることです。
私たちはよく自分が思いついた事から順番に話を進めてしまいます。
つまり内容が全く整理されてない状態からしゃべってしまうことがあります。
どうやって整理するかというと、結論、理由、具体例で、結論を繰り返す。
例えば、どの本を進めるかと言う問題に対して、
結論 コンサル一年目が学ぶことがオススメです。
理由は消費者が求めているのは本質を見抜く力を伸ばしたいと思っているからです。
具体例は、仕事をしていてお客様が何を求めているかを的確に当てることができれば仕事の成果は必ず上がる。
結論 コンサルタントの仕事は、お客様をに納得してもらう価値を提供することだけなので、この本がオススメです。
結論から話さないデメリットは
- 情報がうまく伝わらない
- 相手の時間を奪ってしまっている
- 考える順番がバラバラになる
考える順番がバラバラにしない方が良い理由は、思考する順番を決めておいた方が早く思考がまとまるからです。
結論、理由、具体例の順番で考えるようにすることです。
取り繕って答えると頭が悪く見える
私たちは、急な質問されて答えが出ないのに考えながら喋ってしまって何を言ってるのか自分でもわからなくなることがよくありませんか?
自分の中で整理できていなかったら、1分、2分考えさせてくださいと言いましょう。
すぐに答えが出なければならないと言うのは思い込みです。
相手が欲しいのは整理された考えであってバラバラになっている言葉ではないのです。
例えば、この案についての意見を聞かせてほしいと言われたときに、私たちが答えなければならないのはこの案を賛成か反対かと言うことです。
「ここはいいと思うんですけど、ここはちょっと…」って答えていると相手の時間を無駄に奪っていることになります。
だから考えがまとまっていない時は1分、2分考えさせてくださいと言いましょう。
端的に話す
頼んだものができているかどうか聞かれたときは、できているか、できてないかで答える。
言い訳を聞く方が相手の心証は悪くなるし、時間の無駄です。
何よりも話が進まなくなります。
例えば、資料ができたかどうか聞かれているときには、できてないと答えます。
相手「なぜできてないのか?」
あなた「データが見つからなかったです」
相手「ここにあるよ。」
相手が聞きたいのはどれくらいで終わることができるかと言う情報と問題の所在なので、聞かれたこと以外は答えないことが大切です。
何もないのであれば数字で語れ
コンサルの1年目の社員には、相手を納得させる話術もなければ、経験もありません。しかも相手は歳は10以上離れてる役職付きの方々です。
なので数字と言う事実で納得させることしか方法がないのです。
理由は感情であれば、新人のくせに生意気な!みたいなことを言われるかもしれません。
しかし、数字はゆるいのない事実なので関する反論することができません。
世界共通言語は英語ではなく数字です。
コンサルの思考術
仮説思考
仮説思考とは問題の結論を仮に定めることによって、情報集めたり検証しやすいように絞ることを目的としています。
例えば、ラーメン屋の売れ行きが悪くなっています。その立て直しをあなたは任されました。
この時何が原因なのかを調査しますか?
ラーメンに詳しくないあなたが、何も答えもないまま探すと時間はかかるし、何もわからないまま情報が整理されないで終わるでしょう。
仮説思考を使うと、ラーメン屋の売れ行きが悪くなった原因は、競合の店が増えてきてしまったと仮定します。
そうなったときに他店のおよその売り上げ、周辺の客層などを調査し、ターゲットを絞った新商品を開発することで他店の差別化を図るという改善案を出すことができます。
もし、その仮説が違えば、また別の仮説を検証することになります。
答えを持たないまま、考えを持たないまま検証や調査をしてはいけないのです。
常に自分の意見を持って情報にあたる
情報を集めたり、獲得することが仕事の能力を向上させることではありません。
大切なのは自分の頭で考えて答えを出すことです。
私たちが触れている情報の量はインターネットが普及する前はと比べると500倍と言われています。
つまり情報には価値がないのです。
そして情報の信憑性と言う観点でも自分で判断できないとガセネタをつかまされることになります。
つまり自分の中で考えて答えを出してみることで調べると、この情報に信憑性があるかどうか、この情報はエビデンスが弱いなどと精査することができます。
今日からできるアクションプランは調べる前に1分自分で考えてから答えを見る
正解にこだわらず考え続ける
私たちは正解を出さなければいけない。
答えたものは全て真実でないといけないと言う考えにとらわれています。
ただそんな事はできるはずもないので、考えることをやめてしまっています。
考える力を上げていくには失敗を恐れず考え続ける回数が最も大事になってきます。
答えを自分で持たないまま学んでも何も自分に得る事はありません。
その時には覚えてるかもしれないけれど、次の日にはほとんど忘れてしまっています。
自分で答えを出して、それが間違っていたとしたら、なんで間違ってたんだろうとか、悔しいとか言う感情が出てきます。
そうすることによって次はどうしようかと言う考えになり成長していきます。
本質を追求する思考
大事なのは情報の量ではなく本質的なものを1つ2つ見つけ出すことです。
それをするには1段高い視点が必要である。
スティーブ・ジョブズはiPhoneを作ったときに今ある技術のただの寄せ集めの機械は売れるわけないと酷評されました。
しかし、1番高い視点を持っていたジョブズは人間とデバイスの付き合い方を変えることをコンセプトにした結果世界中にiPhoneを普及させることができました。
本質を追求するには、考える力つまり仮説思考や自分で答えを持ってから情報に触れるというコンサル思考術の2つを使い続けることが重要ということです。
まとめ
本質を追求する思考として仮説思考と自分で答えを持ってから情報に触れるという話をでした。
考えるには、まずフォーマットとして、結論、理由、具体例、結論の繰り返すをしゃべり続けることで論理的思考を自然と馴染ませることができます。
本書の順番は、そういうことも考えて作られているのだと思います。
コンサル1年目が学ぶことでは、コンサルで学んだ話術や思考術、後はデスクワークの技術やプロフェッショナルとしてのマインドについて書かれています。
どんな業界でも、どんな職種でも役立つ15年後も通用するスキルを学べる本となっています。
興味がある方はぜひ手に取ってみるのがいかがでしょうか?
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