本 要約 佐渡島庸平(コルク代表)コミュニティに入らないと孤独

モチベーション

社会人になってから、新しい出会いがあまりないと思うことはありませんか?

会社や家を往復するだけで、真新しいことを見つけられないと思います

私たちは、そんな毎日を過ごしていると、孤独を感じてしまいます

SNSが普及しているのに、なぜか孤独感が強くなるのは、自分の価値観に合ったコミュニティに入っていないからと著者の佐渡島庸平(コルク代表)は語ります

参考書籍はこちらです

この記事では、自分の価値観に合っていないコミュニティに入らなければならない理由と価値観の見つけ方を解説していきます

コミュニティに入っているのに孤独

孤独を感じる理由

SNSが普及しているのに、孤独感を感じるのは何故でしょうか?

私たちは、昔よりも自由を手にした代わりに、安全、安心を失ってしまったのです

オフラインの中のコミュニティは、ただ物理的な距離が近いだけでした

別にそんなに好きではない人でも、付き合わなければならない不自由な世界でした

しかし、今では、いつでもどこでも自分の趣味や価値観に合った人とアクセスすることが出来るようになりました

自分はどういう人間なのか?

どんなことが好きで、この後どうなりたいのか?

分からないことで繋がることができなくて、孤独を感じているのです

スマホ世代のうつ傾向

ティーンエイジャーを調査したところ、心理学者じーん・トゥエンテよると、iGen (スマホ)世代は他の世代よりも異性交際、車の運転、外出などに興味がなく、半数以上が自分自身を「うつ傾向に」にあると答えたと言う

WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE

社会的なつながりを持つことが健康に良い最も大切です

ハーバード大学の研究によると、人生の幸福にも関連するのは人間関係です

肥満であれば自分も周りもすぐに気づくことができます

しかし、孤独は自分で気づかない可能性があります

どうすれば孤独を減らすことが出来るのでしょうか?

自分の内面を知ること価値観に合ったコミュニティに所属することです

自分の内面を知る

自己分析

自分の得意や不得意、好きなこと、大事にしている価値観を知ることが大事です

得意を知る時には、不得意なコトの裏側にあります

例えば、短所は不器用なとこです

だからこそ、忍耐強く物事を続けることができます

自分を知ることは、人生を充実させるのにとても有効です

自己分析に興味ある方はこちらの記事を参考にするのはどうでしょうか?

書評 メモの魔力 自己分析でやりたいことを見つけ実現させる方法

[紹介]世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方を要約してみた

物の価値からコトの価値

SNSのフォロワーが多い人は、自分の価値観にブレがなく、分かりやすい人です

今までは、どんなものを持っているかに価値がありました

例えば、いい車を持っている

高い時計を持っているなどです

これが自分を表すアイデンティティでした

今では、なぜそれをやっているのか?

どんな思いでその行動をしているのか?

体験や思いに共感することに価値が生まれています

自分のことを知っていることは強みになります

自分の好きなことや情熱を注いでいることがわかっている人は応援される時代ということですね

その過程にお金を払いたくなる経済をプロセスエコノミーと言います

プロセスエコノミーについて興味ある方はこちらの記事を参考にするのはどうでしょうか?

【書評】プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる 尾原和啓 

問題解決型から問題発見型へ

今までは、人々の不満を解決していく思考を求められてきました

馬車よりも早く移動するのに、車が開発されます

物が行き渡るようになって、不満から問題を解決することが難しくなってきたのです

そこで、問題発見型は多角的な視点で、何が問題なのかを見つけていきます

この好きを活かすには、どうすれば良いだろうか?

どうすれば、フォロワーを増やせるようになるだろうか?

その問題発見を鍛えるには、内省が有効です

自分にとっての問題点をいろんな角度から発見するようになれば、他のことの問題にも同じアクションを取れば良いのです

内省する時や問題を発見する時に必要なのがクリティカルシンキングです

クリティカルシンキングとは、いろんな角度から自分で問いを重ねて、問題を深掘りさせるテクニックです

クリティカルシンキングに興味ある方はこちらの記事を参考にするのはどうでしょうか?

[要約]悩む力 メンタリストDaiGo クリティカル・シンキングを使いこなせ

情報大爆発

インターネットが普及する前に比べて、現在の情報量は530倍と言われています

私たちは、無駄なことを知りすぎて疲れています

そして、不安を感じているのです

大切なのは、自分にとって必要な情報だけを獲得するコトです

無駄な情報を目にしないためにはどうすれば良いか?

自分の価値観に合ったコミュニティに所属することです

情報は誰が言っていた情報かが重要になってきます

これすごく使えるガジェットだったよと言われても、疑ってしまいますよね?

ただ、自分の身近な友達が同じことを言ったら、私のことを知っているので、ハズレの可能性は低いです

情報においてもコミュニティの価値はある時代ということですね

本 要約 佐渡島庸平(コルク代表)まとめ

  • 孤独を感じるのは、価値観のあった人に気軽にアクセスできるのに、自分のことを知らないから
  • 自分の得意や不得意、好きなこと、大事にしている価値観を知ることが大事
  • 問題を発見するには、多角的な視点で物事を見ること

人間の幸福度に大きく影響のあるコミュニティ

その重要性を語ってくれた佐渡島庸平(コルク代表)の著書

ぜひ手に取ってみるのはどうでしょうか?

口コミ

悪い口コミ

数多の自己啓発本よろしく、エナジードリンクのように一時的にテンションを上げるにはいいかもしれない。
Newspicks関連の本に共通しているが、トレンドを掴んだ(ように見える)人が勘と経験で書いているので、日常生活に閉塞感を感じている人は呼んで未来に希望を感じられるのであろうが、それぞれの著者が個人の狭く浅いビジョンを語っているだけである。
SNSなどのコミュニティのほうが現実と比較し「キレイに」見えてきている人達は、少し目を覚ましたほうがいい。彼らフォロワーが何万人といる人たちは結局自らのビジネスと繋げてやっているのだ。
落合陽一さんの「日本再興戦略」も酷かったが、ただ彼はマジメに好き放題やっていて真のビジョンを持っているように見える。それだけにあんな薄い本を出していては誤解されるだけ。余計なお世話でしょうけどね。
そうそうこの本で著者が実験したかったという「アップデート主義」、紙の本を買った人も無料でアップデートしてくれるんでしょうか。初版の濃度から10倍ぐらい濃密にして下さらないと、私は2冊買う気はとうてい起きませんが。
Newspicks周りはこんなことばかり続けてたら、そのうち「コミュニティ」の信者もいずれ本当に目を覚ましますよ。

163氏 レビュー

確かに、テンションをあげてくれる要素もあります

ビジネスとして運用しているのも間違いないでしょう

ただ、インターネットによって今まで閉ざされていた人たちにもチャンスが来たのは事実ですね

行動するかどうかは別として

キレイに見えている人たちというのは、インフルエンサーが何かを無償に近い対価でやってくれると思っているなら気をつけた方がいいですね

お金を払ってコミュニティに入っても、自分から何かしら与えられない人には何もしてくれないでしょうから

良い口コミ

年初に読んでおいて良かったです。
下記の3点を得ることができました。
1.コミュニティにおける安心・安全の理解や、プロジェクトの具体的な進め方。
2.箕輪氏との対談にもありますが、コミュニティの目的や中心人物によって、コミュニティの運営方法は変わる。
3.言語化することの重要性。物事の理解が深まる。

佐渡島氏は編集者ということもあり、事象の言語化や言葉の選び方が素晴らしすぎました。

川添 隆氏 レビュー

箕輪さんとの対談は本当に面白かったですね

人数によって形態が変化していくところを著者が言語化していくのが分かりやすかったです

コメント

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