[要約]ソニー再生変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」

コミュニケーション

経営再建を3度成し遂げたソニーの元トップ平井一夫著書

ソニー再生変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」を要約してみました

話のスケールの大きさと、著者の逆境の時に燃えて立ち向かっていく姿に心奪われてしまい、あっという間に読んでしまいました。

この記事を見ることで得られるメリット

  • リーダーはどのような心構えでいれば良いかがわかる
  • どういう組織がいい組織かがわかる
  • 強みを理解する重要性を知ることができる

部下との接し方や仕事に対してどのように向き合えば良いかわからないと思ったことはありませんか?

この記事を読むことによって、リーダーはどういう仕事ををすれば良いか?

部下にどうやって話せばいいかわかるようになります

リーダーの立ち振る舞い

立場で仕事するな

私たちの身の回りにも役職になってから向かに態度が大きくなる人はいませんか?

また自分で態度が大きくなってると思ってる事はありませんか?

自分に問いかけてみましょう

自分は部下から選ばれるか?

選ばれるようになるには、心の知能指数EQをあげなさい

嫌なことは自らやる、知ったかぶりをしない、感謝を言葉にすることを忘れない

つまり、この人のためなら頑張れると相手に思ってもらわれる上司にならなければならないのです

辛い決断は自ら、先送りにしてもいけない

良いことだけは自分でやって、「後は任せた」

そのような仕事のやり方だと外は全くついてこない

率先して嫌な事は自らやる

例えば、リストラの時に平井氏は、自ら卒業宣告をしました

理由は、社員の方々への敬意を表すのと、誰もやりたくない事なら自分からやるしかないと思ったからです

態度で示せ

ソニー米国本社ビルを売却したときに、狙いは財務体質強化が主だったけれども、もう一つの理由が痛みが伴う構造改革をやるとを内部に意思表示ことだった

つまり、リーダーは本気であることを行動で示す

また、新しい商品開発をするときに、自分が関与していることを示し、部下たちが迷わないように道しるべとなるようにする

そうしないと、やらなくてもいいやということが何度も続いてしまい、開発に至らなかった

周りの部下たちはそれではやる気がなくなる

責任は自分にあることを周りに公言する

多様性を受け入れる

日本教育への疑問

日本の学校で宿題を1週間まとめるやった時

「ここは日本だぞ!」と怒られた

なぜ駄目なのかと聞くと、「日本には日本のルールがある」と言われた

全く意味がわからない

みんなと同じことを強制することに何の意味があるのかな?

と平井氏はおもったそうです。

私たちが当たり前だと思っている事は、小さなコミュニティーの価値観であって

所属する組織自体が変わってしまえば、常識が変わってしまいます

いろんな価値観に触れておくことが大切ではないでしょうか?

異見を受け入れる

リーダーの資質として異見を言いやすさは必須です

異見とは自分とは異なる見解のことです

自分の意見が正しいと思いたくなります

だから、部下の意見を頭ごなしに否定しがちです

組織では、上の人間が言うことが大体通ってしまいます

平井氏は会議では最初発言しないで、聞くことで周りが発言しやすいようにしているといいます

意見の出しやすい雰囲気作りが必要です

自分よりも優れた意見を聞くことで、良い方向に導くことができます

Googleが組織の中で1番大切な要素は何か?と調べて分かったのが心理的安全性です

この要素として意見を言いやすい環境にすることによって良いディベートができ、より良い成果が得られると言います

相手を理解する

アメリカでサイバーアタックを受けたときに7000人以上の個人情報が漏洩してしまった可能性がある

その時に弁護士はアメリカでは訴訟が多発するかもしれないし、そもそも本人は被害者で謝るべきではないと主張した

しかし、平井氏は日本の会社なので、今わかっている情報は教え、誠心誠意を尽くして謝罪する

不確実な情報であるとして、わかった事はアップデートして会見していく

そうでないと、信頼を失い会社が潰れることもあると言いました

多様性を理解した上で、相手がどういうことを求めているかに応えることの大切さを説いています

強みを理解する

会社

睡眠は、量よりも質にこだわる会社なのに、価格競争をしてしまった

強みを見誤ると、不利な競争を強いられる

自分

平井氏の特徴は異見を聞き、客観的な判断ができる

自分の長所と短所を棚卸しと言うことで、どういう仕事を積極的にしていけばいいか方針ができる

科学では、自分のことは10〜15%ほどしか理解できていないです

人に自分の長所と短所を聞いてみると新しい発見があるかもしれません

個人を会社で例えるなら、不利な競争をしなければならない理由は無いはずです

自分のことを理解すればするほど幸福度が上がり、仕事のパフォーマンスも高くなります

相手

組織を形成するとき自分よりも優れた人たちを集めた方が良い

どこの部分が優れているかを知ることで適正な人員配置を行うことができる

まとめ

  • 心の知能指数EQを高め、部下に選ばれる立ち振る舞いをする
  • 意見を取り入れるために人の話に耳を傾ける
  • 自分や相手の強みを知る

私たちが受けてきた不当な上司の扱いを同じような思いを部下にはさせない

これからの時代は部下から選ばれる人間でないとパフォーマンスを発揮することはできません

今までの価値観とは違う「異見」を知るために本書

ソニー再生変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」

手に取ってみるのはいかがでしょうか?

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