人間関係がうまくいかない
上司と話すのが怖い
夫婦でケンカが絶えないと思うことはありませんか?
参考書籍は
この記事を読むことで得られるメリット

- 仕事でミスやトラブルが激減する
- 夫婦や友人関係で信頼される
- 話を聞く前に必要なことがわかる
聞く力を鍛える4ステップ

1心をクリアにする
具体的に3つのことを意識します
- ストレス解消
- 情報を選ぶ
- 先入観を捨てておく
ストレス解消
話を聞くのはものすごくエネルギーが必要です
ストレスがガンガン溜まっている状態で話を聞けるでしょうか?
仕事が終わって疲れて家に帰った時に、奥さんのグチを親身になって聞けるでしょうか?
話を聞く時には、ストレスがない状態を心がけてください
注意して欲しいのが、ストレス解消は溜まってから行うのではありません。ストレスが溜まった時に何か新しいことをやろうなんて思わないですよね。
ストレス解消の予定を前もって組んでおく事が大切です。
具体的には
- 運動(ストレッチ、散歩、筋トレ)
- 読書
- 自然をみる(動画や音楽でもOK)
特に読書は寝る前の30分、ゆっくり読むだけでストレスレベルを50%以下にしてくれます。
書評 幸せをお金で買う5つの授業を要約 10分で分かるお金の使い方
決断回数は限られているので、情報を選ぶ
私たちは、情報を多く受け取りすぎています。なので、自分にとって必要な情報を選びます。

1日で決断する回数は10回と言われています
例えば、オバマ大統領は当時スーツを選んでくれる人、判断をしてくれる人をそれぞれ雇っていました。それは、自分がしなければならないことに集中する環境を整えていたのです。
家に物が多い人、毎日どの服を選んでいるか?ニュースを垂れ流しにしてみている
その選択はあなたの人生を左右するほど大事なことでしょうか?
話を聞くときは先入観を捨てておく
私たちは、話を聞くときに自分の考えと照らし合わせてしまいます。自分と意見が違った時に相手を否定しようとします。だから、話聞く前に、自分の考えを捨てておきましょう。ここで、正しいかどうかは関係なく、重要なのは相手を肯定することです。
相手の悩みやストレスを一緒に背負ってあげることが話を聞くときの目標です。
自分の価値観を捨てる自己否定をすることで、自分の考えをアップデートですることで成長を促します

相手を気持ちよくできるし、自分は成長機会を得られるなんてメリットしかないですね。
関連記事 書評 人の心を動かす傾聴のコツ 人間関係が良くなる3つの決まり
2相手を受け入れる

表情を作る
メラビアンの法則で、相手が情報を受け取るときに、視覚55%、聴覚38%、言語情報7%
つまり、相手はどんな言葉を使うかよりも、表情や声のトーンを多く受け取っているのです
だから話を聞くときは、内容によって表情を使い分けます
理解して欲しいと相手が思っているなら
→優しく、ゆっくり相槌をうつ
楽しい話なら
→相槌を小刻みに、声を少し高めに
あなたの話はとても楽しいですよと表情で出してみましょう
否定しない、遮らない
相手の話を肯定することが目的ですから、否定してはいけません。話を推測して、自分の話をするのもダメです
話を遮るということは、キャッチボールで投げた相手の球をバットで打ち返してホームランにしているのと同じです。ちゃんと、グローブを持って相手に投げ返してください。
相手に好奇心を持って、話終わるのを待って受け止めるようにしましょう。
アドバイスしない

人間は求めていないアドバイスをする人を嫌いです。自力で問題を解決したいのです。そのために、自分の力を引き出してもらうほうが嬉しいのではないでしょうか?
例えば、 解決の糸口がなかった場合には、なんでこの作業はやらなければいけないのか?
など、質問を投げかけることで見つけられるかもしれません。
相談されていないのであれば、何も言ってはいけません。困っていそうなら声を掛けましょう。
3心を受け止める
キーワードをオウム返し
相手「今日は仕事で徹夜で2時間しか寝れてないよ」
あなた「2時間寝てるじゃないですか?なら徹夜じゃないですよ」
相手は、2時間寝ているかどうかが肝心なのではなく、仕事を徹夜してまで頑張ったことが重要
あなた「仕事で徹夜したんですか?それはキツいですね!!ご苦労さまです。お体には気をつけてくださいね」
相手の気持ちに寄り添えるようになっていきましょう
共感する
共感とは、相手と同じ気持ちになって共有し理解することです。人間の脳は、相互作用するように出来ています。つまり、あなたがイライラした時には周りもイライラします。上司がイライラしているのが気になって仕事が手につかないなんてことないですか?
私たちは共感するので、相手がどんな気持ちでいるのか?を予測することで鍛えられます。
共感に関して詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください
困ったときそうだったんですね
共感もしたくない時もありますよね。人の悪口を言っている時に、もし同意してしまったら言われている人との関係が悪くなってしまいます。
そんな時には『そうだったんですね』返事はしているけど、あなたの意思は入っていません。
4話をしてくれてありがとう
相手のプライベートの話や自分の内面のことを話す時には、仕事場だと特に勇気が入ります。だから、そのことに感謝しましょう。

言いづらいところもあったと思います。話してくれてありがとうございます。また何かありましたら、いつでも声を掛けて下さいね。
もし、話をしてくれてるというスタンスが自然と出来ます。しかし、話を聞いてあげるという姿勢だと感謝しようと思いません。
学ばせてもらっていると考えれば、相手に真摯に向き合う事ができるのではないでしょうか?
寛容性を磨く
人の話を聞く時には自分の価値観を否定しなければなりません
多様性や人それぞれの違いを受け入れる器の大きさを広げていきます
そのための具体的なアクションプランは
- 自分から挨拶する
- 子供やペットを世話し、撫でたり、抱きしめる
- 困っている人がいたら手を貸す
- 相手の短所ではなく長所を見る
部下が先に挨拶するべきの「べき」が器を狭くしてしまう原因。だから、自分が先に挨拶します。
子供やペットは、不完全な存在や未完成な存在を愛おしく思えるようになるからです。

子どもが自分のことを殴ってきたとしても笑って許せますよね
【書評】はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック・まとめ・要約
[紹介]もうイライラしない!怒らない脳を要約してみた 怒らなくなる方法
- 心をクリアにする
- 相手を受け入れる
- 相手を受け止める
- 話をしてくれてありがとう
聞く力のメリット

ミスやトラブルが減る
聞く力が備わると、仕事を頼む側の意図や気持ちが分かるようになります
また、疑問に思ったことに立ち止まる。相手に尋ねることができるため、すれ違いが減ります
例えば、この仕事の目的は何なのか?
資料を作るのを依頼されたときに期日はいつか?
この資料を見る対象は、外の人間か?現場の人間か?によって使う言葉を変える必要があります
1度で全ての情報を把握出来ません。何度も繰り返し尋ねることで、ミスやトラブルを減らす事ができます
相手と信頼関係を築ける
対話の中で、あなたが相手の話をしっかり聞いていると、自分の気持ちを受け取ってくれていると相手は感じます
私たちも、自分の話をしっかりと聞いている人だと、「この人なら、仕事の相談をしたいとか、仕事を依頼したい」と思うようになりませんか?
信頼関係を築くには日々の積み重ねです
相手の話を毛穴ガンガンに開いた状態で、情報をくみとる姿勢が大切です
自分の話を聞いてもらえるようになる
私たちは、自分のことを理解して欲しいと思っています。まずは、相手の話を聞く。
相手に先に与えることで、あなたにお返しをしたいと思う心理が働きます(返報性の原理)
今まで、全然聞いてくれなかったのに、相手が自分の話に耳を傾けるんですよね不思議と。営業で自分の商品の話を聞いてもらったり、自分で考えた提案を親身になって聞いてもらうなど、メリットは無限になりますね。
聞く力を鍛える方法まとめ

- 一番好きなのは自分。だから、相手の話を人の話を聞けない
- 話を聞く前の3つのポイントは、ストレス解消、情報を入れすぎない、自分の価値観は捨てる
- 相手の気持ちに共感して、キーワードをオウム返し
聞く力を鍛えると、仕事でミスやトラブルを減らせます
信頼関係も築く事ができ、相手にも自分の話を聞いてもらえるなんて、鍛えないなんてもったいない
参考書籍は
著者 船見 真鈴
聴く力磨けば人生うまくいく!
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