会社の人とうまくコミニケーションがとれなかったりする事はありますか?
社会で生きていく上で低いと困る社会的知性について解説していきます
この記事を見ることで得られるメリット
- 今よりも仕事で成果が出る
- 健康な体を手に入れることができ、幸福度が上がる
- コミニケーションをうまく取るには何が必要かがわかる
社会的知性とは?

社会的知性とは、相手が何を思いどうして欲しいのかを理解し、その上でどう行動したほうがいいか決めることができる知能のこと
つまりは、共感力を鍛えてベストな行動を選択できるようになることが、社会的知性の向上につながります
社会的知性が向上すれば、人間関係が良くなると免疫力が上がり、病気になりにくく健康な体が手に入ります
相手の事は何を考えているかわからないと思えるかもしれないですが、人間の脳はお互いのことが理解出来る様になっているのです
人間の脳はお互いに作用しあっている

自分と相手の関係において相手の感情の不快、快を受け取るようにできている
例えば、あなたが朝渋滞でイライラして出社してきたときに、周りの人たちはあなたのイライラが伝染します
そうは言ってもなぜ相手に共感できないのでしょうか?
共感力が鈍くなっている原因
ストレス
自分にストレスがかかっていると注意力が散漫になり、相手の感情を読み取ることができない
逆に、ストレスがない状態だと、相手の感情に集中することで相手の気持ちを理解することができる
つまり、自分の感情にばかり目がいると視野が狭くなる
相手の感情を見るようにすると視野が広がり、打ち解けやすくなる
話を聞くときは、相手の感情と話の内容に全集中すると相手はあなたのことを信頼します
テクノロジーの発達
仕事が休みの時でもLINEで仕事の状況確認することができ、仕事のオンオフがつきにくくなっていてうまく休みが取れない
また、スマホを使っていると相手や周りに注意を向けていないために感情が読み取れなくなっている
共感が周りに伝染する事例を紹介します
人を助けたいという心理=高揚

参考書籍の筆者が、 ニューヨークの駅で、スペイン人が空腹で倒れていたのに、誰も立ち止まらないことがあった
筆者は、なぜこんなことになってしまっているんだと思っていたら、ある1人が倒れていることに気づいて状況を察して食べ物買いに行った
そうすると、気づいた人たちが水を買いに行き、駅員を呼びに行った
これは、筆者が人を助けたいと思う気持ち=高揚が周りに伝染し、行動に結びつけたのです
共感力を上げるには?

相手が今何を考えているかに意識を向ける
相手が何を考えているかを知るには、まずは相手に意識を向けなければいけません
相手のことを何も知らないのに、相手を理解しようとしてもできないのはわかると思います
相手の状況だったら私はこう思うのだけどあなたはどう思っている?と聞いてみる
相手の立場になって考えることです
それを相手に聞いてみてください
フィードバックをもらうことで、間違っていたら修正することができます
違いを理解し、受け入れる
私たちは、自分の意見が正しいと思いがちです
相手の考えを知らなかったり、自分の意見と違ったりすると反発のしたくなります
共感するときは、正しさは関係ありません
大切なのは違いを理解し、受け入れることです
もし、自分と意見が違った場合にはなぜそう思ったのかと聞いてみてください
自分で気づかずに相手にストレスを与えてしまうことを防ぐには
どういう時に人間はストレスを感じやすいかを理解することが必要です
人間が最もストレスを感じるとき

人間は他人に見られて判断されているときに最もストレスを感じます
例えば、 上司が部下の仕事を見ていて、「お前は〜(名前)よりも仕事が遅いからもっとちゃんとやれ」みたいなこと言われると人間はストレスを感じます
人は、周りからどう評価されているかを脅かされることは生命の危機と同じくらいのストレスを受けてしまうのです
個人やチームとしてパフォーマンスを発揮するには?

不安を取り除く
品質管理の神様と仰がれた故E・エドワード・デミングの決まり文句は、「不安を取りのぞけ」だった。デミングは、不安が職場を凍りつかせることを知っていた。不安があると、労働者は発言を控えて、新しいアイディアを発表せず、他者との協調できず、まして 仕事の質を向上させることなど望むべくもない。
SQ生き方の知能指数ほんとうの「頭の良さ」とは何か
脳にも悪影響があり、不安な状態になると認知障害と同じになるのでパフォーマンスを発揮することが難しいのです
不安を取り除くためには、相手の話を聞き共感して理解することです
もし、相手の望む行動をあなたができないことになったとしても相手は話を聞いてくれたので納得してくれます
「お前のいう事はどうでもいいから、俺のいうことを聞け」と言われていうことを聞こうと心から思う人はいるでしょうか?
上司としてできる社会的知性

ストレスが低すぎると、だらけてしまい、やる気がなくなります
逆に高すぎると、不安に支配されてしまい生産性が下がります
大切なのは、適切な仕事のストレス度合いを見極めるように共感できるように意識を傾けることです
そして、相手の話を引き出す様に声をかけることです
特に悪いフィードバックは「何かあれば何でも言ってね」では出てきません
「仕事の内容、量、質について改善するところがあればフィードバックしてくれるか?」
と具体的に聞くことが大切です
まとめ

- 相手の感情に意識を傾け理解し行動する
- 不安を取り除くために、相手の話をしっかり聞く
- 相手のストレス度合いを注意深く観察する
社会的知性が高いと人生の満足度を左右する人間関係、健康に大きく影響があります
社会的知性に興味がある方は参考書籍
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手に取ってみるのはいかがでしょうか?
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