
このままじゃ良くないから現状を変えたい、成功したい。自分で稼げるようになりたいと思うことはありませんか?
ゆとり世代、悟り世代(若い世代)と呼ばれている人たちは、今の仕事に対して満足している人は少ないです
それは、仕事に求めることが上の世代と違うからです
- 車や家を所有する
- キレイな女性と一緒にいる
- 名誉や地位
- 社会貢献
- いい人間関係
- 自己実現
上の世代の人たちは、物やお金を求めることで満足感を得られます
一方の若い世代の人たちは、プロセスの中で感情が高まることを求めているのです
つまりこれからは、結果ではなくプロセスに価値があるということを示しているのです
『本要約』モチベーション革命 感想 世代における価値観の違い
プロセスエコノミーとは?

作ったもの(アウトプット)を売る時代から作るまでの過程をマネタイズしていくことです
例えば、キングコングの西野氏はプペルという映画の制作過程を公開していくことで製作費にあてていました
これからはアウトプットだけでは、差別化は難しくなっていきます。
なぜなら、インターネットが普及しているために海外を含めた商品の中で品質がいいものを目指さなければならないからです
どの商品を書くかよりも誰から買うかが大事になっていく時代となっていきます
その中で本書プロセスエコノミーは、「どのように考えどう行動すれば良いか」の参考になる本になっています
- プロセスエコノミーメリットとデメリット
- これからはどんな考えを大事にしていけば良いか
- 自分が夢中になることの見つけ方
プロセスエコノミーのメリットとデメリット
メリット
資金不足の解消
制作過程の中でお金が発生するので、アウトプットが上手く行かなかったとしても資金がなくなることを防げる
個性を出しやすい
自分が打ち出すビジョンに賛同してくれる人をターゲットとしているために、他者と差別化が図れる
長く応援してもらえる
制作過程にファンも一緒に加えることで、自分たちの所属意識に訴求するので、信頼を獲得できる
デメリット
裸の王様になる
自分の考えに共感している人ばかり集めるので、バイアスにかかりやすい
私の考えは間違っていないと思ってしまう
自分の考えがブレる
ファンが思い描くあなたになって欲しいという考えから自分のスタンスが崩れてしまう
[要約]ORIGINALS誰もが「人と違うこと」ができる時代
これから取るべき行動

コミュニティに所属する
プロセスエコノミーにおいても、アウトプットが一定以上のクオリティが必要になってきます
いきなり、キングコングの西野やオリエンタルラジオの中田のようなコンテンツを提供しようとしても難しいですよね
なので、自分の価値に合ったコミュニティに所属することから始めましょう
その中で、自分のポジションを探します。
- フォローするのが好きなのか?
- 企画を考えるのが好きなのか?
- 中心になって行動していくのが好きなのか?
コミュニティでは、一番やりたくないことを率先して行うのが貢献度が高い行動と言えますね

仕事でも人が嫌がることをするのがいいと言いますからね
本 要約 佐渡島庸平(コルク代表)コミュニティに入らないと孤独
応援してもらうのに必要なこと
応援してもらうにはギバーになること。共感を得ること。信頼を獲得することが大事です
ギバーになって話を聞く
相手がどうしたら喜んでもらえるかを考えます。自分には相手に与えられるものがないと思うかもしれません
そういう人は、相手の話を好奇心を持って聞くことです。私たちは、人に話を聞いてもらえる安心感を失っています
人の話を聞いてもらうのは、お金をもらうことと同じくらいの幸福度を上げてくれるのです
書評 人の心を動かす傾聴のコツ 人間関係が良くなる3つの決まり
共感を得る(Self us now理論)
自分のストーリーで相手にも似たような体験をしているエピソードを語ります
そして、お互いの共通点があることを認識して、取るべき行動に導くようにするのです
例えば、ホリエモンこと堀江貴文は、ビジネス界隈の人には人気です。ただ、あの人は特別。私たちとは違うと感じることが多いですよね
そこで、共感を得るために自分の生い立ちで「引きこもり同然だったこと」、「それを変えてくれたのはアルバイトだった」語ります

自分たちと同じ仕事を持ち出すことで、共感を得られたんですね
ファン層を拡大することで、この本は40万部を超えるヒットとなりました
[要約]超影響力〜歴史を変えたインフルエンサーに学ぶ人の動かし方
行動に一貫性を持たせる
私たちは、同じ行動をしてくれる人に安心感を持ちます。自分の行動に一貫性を持たせるにはwhyを重視するのです
whyとは、その行動をなぜやるのか?哲学やこだわりのことです。

例えば、キングコング西野氏だと「ディズニーを越えたい」
その思いと失敗を見ていると助けたくなる人たちがオンラインサロンに入ってきます
自分のこだわり、哲学など相手の感情に共感を抱いてもらうと応援したくなります

西野氏は、制作過程に参加させることで、共犯者を作ると言っています。自分が参加していたらより熱狂しますよね。
書評 メモの魔力 自己分析でやりたいことを見つけ実現させる方法
夢中になる公式

得意✖︎利他的価値✖︎やっているだけで楽しい
自分の得意なことで、他の人の役に立っているという感覚を感じ、それ自体が楽しいことです
人の役に立つことがどれだけ、すごい欲求かというと成功者と言われる起業家の方々はすごい額の寄付をしています
あれは、人間の根源的な欲求である「人の役に立っている」、「社会と繋がっている」という感覚を持ちたいのです
本要約「才能の正体」才能がないのが悔しい、辛いがなくなる方法
トライアンドエラー

これからの時代では、結果に向かって一直線に向かうよりも、いったんやってみて修正していく実験として捉えていくのがより良い方法だと思います
何が正解なのかがわからない時代は小さく試し、分析をしてまた試していく
これから生き抜いていくためにはトライアンドエラーということですね
書評まとめ

私たちに出来ることは、
- 得意なことを見つけてアウトプットの精度をあげる
- コミュニティに所属し、貢献する
- 応援してもらうには、与える、共感する、信頼を獲得する
これからの新しいビジネスの形プロセスエコノミー
興味のある方は手に取ってみるのはいかがですか?
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